設立の趣意書

日本の三大音楽評論家の一人と言われた故野村光一先生は、戦後の荒廃の中、野村光一賞創設などで日本の若手音楽家育成に情熱を注がれました。先生の晩年に、「日本に有望な若手の音楽家の発展の場を作りたい。」とのご要望を受けて、鎌倉でホームコンサートの様なささやかなスタートを切りましたコンサート光も、会員及びゲストの方々の熱いご支援を受け、年二回のサントリー小ホールでのコンサート、夏のレクチャー&コンサートを催すまでに大きな発展を遂げ、二十年間の活動を続けて、昨年十一月二十五日の宮本益光氏の円熟のバリトンコンサートを持ちまして一旦その幕を閉じさせて頂きました。

今や経済大国となった日本では、文化芸術面においても様々な催しや活動があります。しかし、二十年間の手弁当のボランティアによる活動と、熱心にご参加戴いた方々との出会いの中で、一人一人を繋ぐ絆を基盤とした文化活動を通じての交流の大切さを再発見しました。そこで、「何とかコンサート光の灯を消さないでほしい。」との皆様方のお声に励まされ、改めて有志ボランティアによる体制を立て直し、小規模ながら、音楽を通じての新しい出会いを愛する方々との交流を大切にする「コンサート光ソサエティー」を発足させることにしました。これまでの二十年間の活動の成果も踏まえ、協力者の輪を広げて行きたいと思います。

一、 会の名称 「コンサート光ソサエティー」
二、 活動

  • (一) コンサート光二十年の実績に見合った質の高いコンサート及び懇親会を年一回外国人特派員協会等にて開催する。
  • (二) 若手音楽家発掘支援を兼ねた会員親睦会を年一回開催する。
  • (三) その他、随時会員親睦会を開催する。

三、 年会費  個人会員三千円  夫婦会員五千円
四、 代表 武田 健二
理事 川﨑 雅子、関 玲子、武田 愛子、原岡 和生、
皆川 美保子、宮原 繁美 (五十音順)
顧問 安田 輝子

平成二十二年四月吉日(平成二十九年六月追記)

発起人
稲川素子 (稲川素子事務所社長)
大賀典雄 (ソニー相談役・元会長)
野依良治 (理化学研究所理事長・ノーベル賞受賞者)
三善清達 (音楽評論家・元東京音楽大学学長)
百瀬 喬 (音楽評論家・日本大学講師)
(五十音順)